アジアドラマカンファレンス 2019 第14回
令和元年今年のアジアドラマカンファレンスは、韓国仁川で開催されました。
私、柴田美保子も参加して来ましたので、そのレポートをお届けします。
ATDC(アジアドラマカンファレンス)とは?
日本放送作家協会の市川森一と韓国文化産業交流財団(KOFICE)のシン・ヒョンテク会長が意気投合し2006年に発足しました。
アジアのテレビドラマの脚本家や製作者が交流する事により、アジア全地域のドラマづくりをより向上させ、アジアからハリウッドを越える文化コンテンツ産業の発展に寄与しようというのがその将来をふまえた構想でした。
2006年当時のATDC第1回は100名程度だった参加者が、2019年第14回では2倍以上に膨れ上がり、アジアのみならずアメリカやヨーロッパからも作家、脚本家、制作者などが集まるという、発足から13年を経過し、今までで一番大きいカンファレンスにまで成長する事ができました。
私は市川が亡くなった翌2012年の第7回カンファレンス以降は、市川の代わりに毎回カンファレンスの成長を見守るように参加をして来ました。
【第1回】韓国・釜山【第2回】中国・上海【第3回】日本・長崎ハウステンボス
【第4・5・6回】韓国・ソウル【第7回】日本・福岡【第8回】韓国・キョンジュ
【第9回】韓国・ソウル【第10回】日本・北九州【第11回】日本・福岡
【第12回】韓国・仁川 【第13回】韓国・大邱 【第14回】韓国・仁川
アジアは一つをテーマにアジアのドラマがハリウッドに追い付け追い越せと始めたのですが、今や韓国も日本のドラマもアメリカでたくさんリメイクされ、かなり追い付いてきたように感じるのは私だけではないでしょう。
市川もアジアドラマカンファレンスがここまで大きくなるとは、予想もしていなかったのではないかと思いますので、きっとこの現状を見て、誇らしく思っているに違いありません。
アジアドラマカンファレンス 2019 第14回 をレポートします。
令和元年今年のATDCは、韓国の仁川のパレスシティホテルで開かれました。
ご覧の通り、とっても豪華なホテルで、カンファレンスだけではなく、宿泊もしたんですよ。
最近の韓国というと心配される方もいらっしゃると思いますが、韓国は今までと全く何も変わりませんでした。きっと本当に騒いでいるのは一部の扇動的な人達のようですね。
ホテルやお店の人たちや運転手さんも、みんな今までと同じように親切で、睨み付けるような人やギクシャク感は全くありませんでした。
こちらが今年の集合写真です。最前列の中央右よりに写っているのが私です。
ちょうど台風が上陸したのでヒヤヒヤする場面もありましたが、その間隙をぬって帰宅できいい旅になりました。
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